ブラック企業の定義は何?その特徴とは? 厚生労働省が教えるブラック企業とは?

ブラック企業に在籍していると、全てにおいてツラいのは
働いている本人が身に染みて分かる事ですが、

実際の所、その定義や特徴について分かっている人は少ないはず、
その部分について今回は解説していきます。

「特徴」と「定義」の違い、あまりみんなが分かっていない事

まず初めに、特徴とは?

他と比べると目立っている部分や、際立った部分を指します。

車の軽自動車の特徴で例えると、普通車より燃費が良い事だったり、
維持費が安い(税金が安い)事、狭い路地でも小回りが効く事を指します。

では、定義とは?

「○○とは・・・・・である」みたいな時に、用いられます。

簡単に言うと、車とはハンドルを操作して動かす乗り物である。
みたいにすると分かり易いですね。

日本の労働環境の決まり事を決めている厚生労働省

夜のニュースなどで聞いたりする機関ですが、分からない方も多いはず。
まずは厚生労働省について調べていきましょう。

厚生労働省

国の行政機関の一。社会福祉・社会保障・公衆衛生や労働問題・労働者保護・雇用対策などの事務を取り扱う。外局として中央労働委員会がある。2001年(平成13)厚生省と労働省を統合して発足。厚労省。

(引用元: 「コトバンク」)

上記を見て、良く分からない方も多いかも知れませんが、厚生労働省とは、
労働者が適切な条件下で働けるような環境作りを定めている所」と
思って下さい。

 

厚生労働省が教える「ブラック企業」とは?

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、
一般的な特徴として、

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

などと言われています。

このような企業に就職してしまった場合の対応としては、第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。

しかしながら、新入社員が単独で会社に問題点の改善を求めて交渉等をするのは現実的には非常に難しいと考えられます。したがって、問題点に応じて、外部の関係機関や労働組合に相談することも有効な手段と考えられます。

引用元:厚生労働省

実際に「ブラック企業」というのは曖昧な部分が多い為、
厚生労働省としても定義を明確にはしていません

ただ、国の行政機関が、ブラック企業の特徴を知っているのなら、
もう少し現場の声に耳を傾けて、もっとブラック企業を
減らす努力をしてほしいと思います。

まとめ

いくら法律を増やしても、取り締まりを強化したとしても
犯罪が一向に無くならないのと同様にブラック企業がこの日本から
無くなることはほぼ無いと自分は思っています。

もし、あなたもブラック企業が無くならないと思いながらも
今の会社に依存してしまっているなら、
ブラック企業を自分から無くす努力をした方が得策かもしれないですね。

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