工場勤務って給料が高ければ、残業は多いし嫌だけど逆に残業がほとんどなかったりするところはもっと嫌で給料が安くて生活ができない・・・なんて悩みも。
現状に満足しているって人もいれば、不満が多くて会社を辞めたいって思っている人もいたりして結構、工場って働く会社によってはバラバラなんですよね。
なんで工場勤務はこんなに悩める要素が多いんだ??って思いませんか?
今日はそんな工場勤務の人の悩みにフォーカスしていきましょう!
目次
工場勤務の給料は会社によってバラツキがある
工場勤務のイメージって自動車関連のイメージを持っている人も多いかと思いますが、たとえば自動車でいえば大手のトヨタなんかはみんなが想像しちゃいますよね。
しかし、この業界は業種によっては残業が多かったり少なかったりするので給料・年収は意外とバラバラなんです。
大手は毎年昇給するし給料も高め
従業員数がかなり多い、たとえば名前を聞けば誰でも知っていて社員が100人以上いるような大きな工場であれば、毎年昇給もするし給料も高めです。
賃上げなどの要望も通す事ができる労働組合も基本あるので、給料が少ないといった社員の悩みも解決しやすいでしょう。
トヨタやホンダみたいな有名な会社であれば、『ブランド力』も強いですから周囲からの目も違って見えます。
たとえばですが地方の昔からある有名で大きな工場であなたが勤務していれば、結婚する際に相手の親が地元の人なら「○○君はあの会社に勤めているのか!それなら娘を預けても安心だ!」と言って、簡単にあなたの事を信頼し認めてもらえる可能性がアップするかもしれません。
ただそれは大手や有名な企業にあなたが在籍していればの話です。
給料も安いし、聞いたことのない会社で働いている人に自分の娘を預けるのは親としては不安がありますからね。
零細企業は給料が安い
大手や有名企業以外の話で言うと、正直なところ給料はあまり期待できません。
中小企業の中でもとくに小さい企業を零細企業といい、そういった小さな会社は労働組合もないので「給料を上げてくれー!」って上に申し出ても給料アップは見込めません・・・
また従業員数も少ない為、会社から出入りするお金が基本少ないので社員全体を見ても給料が少ない人が多いようです。
当たり前ですが、会社の収入が少ないと社員に払うお金も少なくなってしまいます。
それでも社長だけは外車に乗っていたり羽振りがいいような感じで、あまり社員に還元できていないような会社だとブラック企業の雰囲気もただよってきますしとても危険なにおいがプンプンします。
特に食品関連の会社がきつい
食品関連の工場は基本、薄利多売な会社が多い業界ですので決して社員の給料が高いとはいえません。
また自動車関連の工場や製造系の大きな工場にくらべると力仕事が少ない為か、
給料も多くないことがほとんどで、女性や外国の方がたくさん働いている会社も国内にはたくさんあります。
外国人労働者がたくさんいる会社は給料が安い傾向にあり、また外国人労働者は安く雇用できるため言い方は悪いですが、日本人より外国人の方が重宝されます。
できるだけコストの面を下げたいという会社の考えがあるので、たとえ日本人の社員でも給料は少ない所が多いとか・・・
お金以外の面でいうと、食品関連の工場は異物が混入するとまずいので常にマスクをしなければいけませんから夏場は空調がかかっていても汗だくになるのがお決まりのようです。
若い頃、僕も食品関連の工場で働いていましたが夏場はよく汗だくになっていたのを思い出します。笑
工場勤務が合わない・5つの辞めるべきポイント
給料が平均以下
工場勤務は給料が高いから良い!って思って働いている人ばかりではありません、先ほども言ったように食品関連の工場にいる方や検品作業をしている会社の給料を見てみると安いことが多く、
またこれらの業種で地方の正社員として求人を出している会社の初任給はというと月20万円を切るところがほとんどでした。
正直な所、10年~20年働いてやっと月30万円をこえる給料が貰えたとしても手取りは25万円以下になり
結婚や子供が生まれて手当てが付いたとしても夫婦で共働きは避けられないでしょうね・・・
上の表は工場勤務をされている方の平均手取り額と平均年収を簡単にまとめたものですが、
30代で月の平均手取り額を下回ると生活が豊かとは決して言えませんよね・・・
実家暮らしならまだしも一人暮らしをされている方は貯金する事も厳しいですし、
住まいにかかるお金や車のローン、食費や交遊費をあわせるとほとんど残らない・・・なんて人もたくさんいるのが現状です。
平均額以上もらえていれば不満はないかもしれませんが、平均以下となると「このまま今の職場でいいのかな?」って考えている人もすくなくありません。
結婚されていて平均以下の年収しかもらえていない人は早急に今後の事を考えていかなければいけません。
給料は多めだが残業時間も多い
特に中小企業の工場は残業が多く、給料もある程度はもらえるところもあるようですが職場の人間関係がよほど悪くない限り仕事をやめない人がほとんどみたいです。
将来の給料が気になっていても先輩に聞きやすかったりするって場合が工場勤務は多く、
将来の年収の目安を先輩に聞いて、たとえ先輩が今もらえている額が少なかったとしても
給料が安いからって会社の周りの人間が辞めてないので「自分も辞める必要がない」と思い
「定年までこの職場でいいやっ!」って考える人がホントに多いです。
しかし、デメリットとしては基準がまわりの同僚になるので『年収が少ない』だとか、『残業が多い』というのが世の中では普通な事と勘違いし当たり前になってしまい
「みんなと一緒ならとりあえず安心でしょ!」って自分を正当化してしまいます。
これが間違いの始まりとなり、自分の年収が少ない将来への不安にようやく気付いたころには年齢も30歳や40歳を越えていて後で苦労をするパターンって多いと思います。
労働時間の問題においても、帰宅後の自分の時間が少なくなって「自分のしたいことがほとんどできない!」といった悩みをもつ人も多く、退職を考える人も中にはいます。
僕も過去に同じ経験がありますしこれらの悩みはよくわかります。
また働く時間が多いとストレスが溜まる原因に繋がるのでストレス発散のための趣味に使える時間もないので生きがいを見つけずらいですよね。
人と話すのが好き人は孤独な作業は向いていない
「なんか工場の仕事が向いてないな・・・」って思う人は、孤独な作業が向いてなかったり一人の時間があまり好きじゃない人が多い様です。
工場で仕事をすればわかりますが、多くの工場が流れ作業主体の業務で仕事中に人と話す時間がないって事ほとんどですよね。
僕も経験上、人と話す機会が少なすぎて時計ばかり仕事中に見ていた覚えがあります。
仕事してから2時間は経っただろうとおもい時計を見ると・・・
「1時間も経ってないじゃん・・・」なんて事はしょっちゅうありました。笑
正直、人と話すのがそこまで好きな方じゃありませんが、
あまりにも孤独だと仕事をする為の『モチベーションの維持』ってのが難しいんです。
また人と話す事が好きな人にとっては工場勤務が地獄と感じてしまう事もあるでしょうね。
職場での人間関係がうまくいかない
たとえ給料がよくても会社の人間関係がよくなければ仕事を続けることが困難になってきます。
工場勤務に限っての話ではないですが、ヤンキー風の不良たちのグループであったり年配ばかりのベテラングループであったり派閥はどこの会社でも存在します。
うまく会社の人間と馴染めればいいのですが、長く勤めていても『人間関係がうまくいかない』って人も多くいます。
まわりの人間とコミュニケーションがうまくいかない事が理由で仕事のモチベーションが上がらなかったり、仕事がはかどらない場合もあります。
次にどの作業をすればいいのかわからない場合や作業のやり方がわからない時は会社の先輩に聞かなければわかりませんよね?
でも先輩に聞いたとしても「見て覚えて!」とか「さっき一回やって見せたじゃん!なんで覚えれないの?」とか言われたりすると、
自分のテンションはダダ下がりですし、
僕なんか言われた後は、先輩に近寄ろうとしませんからね・・・笑
こういうところから職場の人間とうまくいかない原因が生まれていきます。
将来が不安・・・
- 給料が平均以下
- 残業が多い
- 孤独な作業が自分には合わない
- 職場の人間関係がうまくいかない
これらが原因で自分の将来に不安を感じている人はたくさんいます。
給料が安いなると歳をとってもお金で悩まなければいけないし、残業が多い事で自分の時間が少なく家族との時間もなくなってしまうので不満が増えストレスの原因になってしまうし、
孤独な工場内作業や社内の人間関係がうまくいかない事でもストレスはたまってしまいます。
こうしていろんな原因が重なって将来の自分に不安を感じ、一人で悩みを抱えながら生きてる人は実際多いようで、
でも現状を変えたいけど、どうすれば良いのかわからない!って人がほとんどです。
今後あなたが取るべき行動
給料を増やしたいと思って上司に相談したところで簡単に増えるわけではないですよね。
大手の工場などの高い収入が見込める会社に行きたいけど、いまさら面接して簡単に転職できる保証もないので
「じゃあどうするべきか?」って思ったら収入源を増やしていく以外にありません。
労働時間の問題においても交代勤務(三交代制)の工場であれば、定時でほぼほぼ家に帰れるでしょうけど、
30代を越えたあたりから体力的にも交代勤務の工場は転職するのも正直、厳しいのが現実です。
しかし、収入源を増やす事でその問題は解決されます。
たとえ今の職場の給料に不満があっても副業などで収入を増やす事によって、体力的にきつい仕事をやらなくても済むし
お金が無いといったストレスの原因も解消されます。
職場の人間関係がうまくいかないという人は、自分のしたい仕事や興味がある仕事であれば元から知識があったり、
仕事のモチベーションも維持できるでしょうし、そんな会社であれば趣味が同じような人たちがいる場合もある為、人間関係のストレスは少なくなるかもしれません。
お金があればそういった会社に転職するのも可能ですし、年金などの老後の心配であっても
労働時間の少ない会社であれば給料に期待はできませんが、副業に専念する時間も増えるでしょうし収入をたくさん増やせば問題解決できるはずです。
副業で毎月10万円を稼いで貯金するとしたら、1年後には貯金額が120万円になっていますし10年後には1200万円ですからね。
副業を30年続ければ3600万円になり半分生活費にあてても、これだけあれば老後は苦になりませんよね?
さいごに
給料が安い場合や仕事が自分には合わないと感じる場合は、自分の将来をまずは考えてみましょう。
この先ずっとこの会社でやっていけるか不安と感じている人は実際のところ、めちゃくちゃたくさんいますし僕も同じ悩みで昔は悩みを抱えていました。
あなたが簡単に転職できるのであれば問題は解決できるかもしれませんが、違う職場にいっても同じような悩みがまた襲ってくるかもしれません。
僕だって転職したいと思っていましたが、長く勤めている会社を辞めるのは不安があるし将来を考えると見えない大きな壁ができて前には進めませんでした。
でも副業を始めてからは会社に依存する事もなくなり、お金の心配も無くなってきたので未来が楽しみになってきました。
仕事が嫌だから=転職っていう答えしかない人は少し副業も視野にいれてみてはどうしょうか?
いつ見てもピカピカの高級外車乗り回してるよね・・・