今回は、妻や子供がいる状態で今の会社を辞めたいと思っている方の
会社を辞める為の重要なポイントを解説していきます。
目次
独身時代とは違い、お金がたくさん必要になってくる
家族がいると余計にお金がかかってしまう
会社を辞めたいと思う気持ちは人それぞれですが、独身と違い
「簡単には退職に踏み切る事ができない」家庭を持っている人・・・。
独身であれば仕事を急に辞めたとしても、食事代や交通費をケチってしまえば
何とかなります。仕事が無い状態でも自転車や自分の足を使えば、
無料でハローワークや病院にもたどり着けます。
しかし、子供がいる場合はそうはいきません。習い事をしている場合や、
高校生がいる家庭では駅に送り迎えなんかも必要になってきます。
奥さんがいる場合でもそれは一緒です。
更に言えば、家族の人数分だけ食事代がかかります。子供がまだ小さいのであれば、
そこまで食事代はかかりませんが、大きくなるにつれて食べる量も増えていきます。
その人数分の食費が必要となってきます。
交通費の面では、都会であれば余計にお金がかかります。
車を持っている人が少ない為、電車賃などの交通費がかかってきます。
子供の通学費用も馬鹿になりませんからね。
仕事を辞めたら辞めたで、今後の生活費をどうするか?
仕事を辞めてしまえば収入はゼロとなり、支出だけが残ります。
例えば、光熱費や市民税などもろもろな税金。
会社を退職した人の為の失業保険もありますが、クビになれば早めには
貰えますが、自主退職の場合は給付まで3か月以上はかかります。
この3ヵ月以上もの間、家族を養っていけるのか?という話になってきます。
妻が働いていれば多少はダメージが軽減されるとは思いますが、
あなたがすぐ次の就職先に転職できるかはハッキリとは言えないですよね?
もしすぐ決まらないのであれば、タイミングが悪ければ固定資産税や
車の車検代など高額の出費の時期と被るかもしれません。
あなたの収入がゼロの状態で何か月の間、家族が生活していけるかが
一番の問題となってきます。
まずはあなた自身でこれらを計算していく事が重要です。
ある程度はっきりとした事がわかれば、会社を辞める前に妻に相談する時も
妻が理解をしやすいでしょうし、お互いにリスクがある部分を話し合いで、
解決できるかもしれません。
結局は奥さんと子供にツラい思いをさせない事を一番のポイントと
しましょうという事です。
転職を決めたなら絶対に焦ってはいけない!
辞める前に転職先を決める
一番無難な方法としては今の仕事を続けている間に、転職先を
見つけるという事。一度会社を辞めたいと思ったら明日にでも
退職したいと思うのが当たり前です。
辞めてしまえば気持ちも解放されるし時間にも縛られません。
しかしあなたには家族がいます。あなたが家族を引っ張っていかなければ
いけないのです。その為には少しでも安全策をとっていかなければいけません。
その安全策というのが仕事をしながら転職先を見つけるという事です。
正直な所、仕事をしていない状況の方がちゃんとゆっくりと仕事を探す時間も
あるのですが、時間を十分にかけたとしてもあなたにとって最高の会社に
たどり着くとは限りません。
こればっかりは時の運というしかありません。きっと今いるあなたの会社に
入る時も時間をかけたのではありませんか?
今回は運に恵まれなかったというしかありません。
しかし、家族を養う上では運をどうこう言うわけにはいきません。
仕事をしながらでも転職先を見つける事で家族の不安も減りますし、
妻の負担も軽減されます。
これが今できる一番の安全策と言えるのではないでしょうか。
転職する際には、焦りは禁物
家族がいる為、早く転職して家族の不安を少しでも減らしたいと思うのが
当たり前ですが、焦って今の職場環境や条件がより悪い所に転職してしまっては
意味がありません。
そうなってしまったら、また仕事を辞めたくなって同じことを繰り返してしまいます。
そうなると今度は家族の信頼関係にもヒビが入るかもしれません。
時間をかけすぎても良くはないですし、焦って時間をかけなさ過ぎても
よくはありません。次の転職が最後の転職という気持ちでより慎重に
転職活動を進めていきましょう。
まとめ
今回は家族がいる方に向けていろいろと解説してきましたが、
要するにどうすれば家族が悲しまなくて済むかという事です。
あなたが今の職場を辞めなければ家族の生活環境は変わりませんが、
あなたが仕事に対するストレスや不満により帰宅してからの家族に対する
態度が変わってくるかもしれません。
決して良くはならないでしょうし、家族もそれに気づいて距離をおくかも
しれません。そうならない為にも退職を考えた方が得策かもしれません。
もし退職を決めたのなら一番リスクが少ない方を取るようにして、
家族を最優先に考えるようにしましょう。そうすればきっと、
家族のみんながあなたを信頼し、更に良い家族関係を築いていけるはずです。
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