ブラック企業というのは社員を使い捨てるのが当たり前です。
簡単に例をあげると使い捨ての紙コップみたいなもので、
買う時はたくさんコップの入った商品を買いますよね。
しかし一日限りしか基本は使いません。毎日同じ紙コップに
お茶やジュースを入れる事ってまずないですよね?
ブラック企業も同じような事が言えます。採用はたくさんするのに
使えなくなったら即ポイです・・・。
もともと会社側はずっと勤めてもらえるなんて期待を
社員にしていません。
そうです。ズバリ言うと僕もあなたも紙コップです。笑
期待する方が間違いなのです・・・。
会社に依存している人ほど会社に期待を持っている
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将来貰える給料が高いからといって過度の期待はしてはいけない
大手のブラック企業(全国的に知名度の高い)の場合、働いている人の多くは会社に依存しています。
福利厚生がある程度しっかりしている為、「この会社にいれば安心」
なんて勘違いをしています。
(実際に僕や同僚達がそうであるように・・・)
会社の寮も安く使わせてもらったりして助かっているなんて事も
たくさん聞いたりしますし、同僚については月1万円の寮に住んでいて
経済面はマシかもしれませんが、業務については、
サービス残業なんて当たり前の世界です。
最終的には上司が帰る時間まで帰れなかったり、休日なのに会社の行事には
必ず出席しなければいけない暗黙のルールも存在します。
これらはブラック企業によくある事例ですね。
あなたも職場で同じ経験がありませんか?
年齢を重ねると給料も上がり定年直前にはかなり高い月収も期待できます。
ただ高い月収というのも今までだけかもしれませんし、経営が悪化すると
将来給料の貰える期待額が大幅に下がるかもしれません。
そんな中、最近のニュースで話題になっていますが、
老後は年金以外に夫婦で2000万の貯金が必要なんて事も言われていますよね。
実際、朝昼晩と労働している人たちをよく見ると60代を超えている方々の姿をよく見かけます。
「自分はあの歳では働きたくないな」といつも思ってしまいます。
現在会社にいる定年前のベテラン社員達は、給料は多いですが、
ほとんどの人に言えるのが、目が死んでいると言える事。
目が死んでしまうくらい会社に自分の全てを尽くした挙句、
「年金だけじゃ生活が困難なので死ぬまで働き続けましょう」ってそんな話があるかよ!って感じじゃないですか?
まぁ話を戻しますが、若い連中はなんとか馬力があり業務をこなせていますが、
ベテラン社員にとって体力を主に使う仕事は非常にツラいと言えます。
将来の給料が高いという期待でブラック企業に例え依存したとしても
年齢を重ねた時にお金より大事な物を失うのではないかと
僕は思います。
お金より大事な時間を失う
子供がいる家庭の旦那さんの例としては、子供を養っていく義務がある為、
夜遅い時間まで働いている人も多いはずです。
(まぁブラック企業は帰らせてくれない事が多いですが・・・)
食費や学費などたくさんのお金を子供が成年になるまで支払っていかなければいけませんよね。
しかしその代償にあなたの時間が失われていっている事に気付いていますか?
「そんなの当たり前じゃん!」て思うかもしれませんが、日本の非常に
悪い所はそこなのです。
子供の為に自分を犠牲にする・・・。本当にこれが正しい事なのでしょうか?
あなたの周りの人に聞いてみてください。みんな自分を犠牲にして仕事を
しているはずです。
こんな事をしていても家族の時間がとれず、最悪の結果・・・全く会話のない家族関係が
出来てしまうんじゃなかいか?と恐怖を感じたことはありませんか。
僕の知人の話ですが親は全国にある会社の上層部の人間らしいですが、
知人を見ているとお金があり、ある程度裕福な家庭で育っている事がわかります。
しかし、お金にはあまり困らないかもしれませんが、家族の会話がほとんど
無いと言っていました。
その知人と夜、食事をしに行ったときに話の流れでそのような話になり、
兄弟が引きこもりになってしまっているなど、暗い話も彼としました。
彼の親を否定するわけではありませんが、もう少し家族との時間があれば、
子供との共通の趣味で会話がはずんだりもするでしょうし、
子供が困っていたら力になってあげれたのでは?と僕は思います。
例え、家族であろうとも距離や溝が出来てしまうと修復するのは困難です。
子供の為にと思っていても結果、子供の為にならない事も時にはあります。
お金があっても時間が無ければあなたのやりたい事は出来ないはずです。
また、幸せな未来図も描けない事でしょう。
海外では仕事と家族の優先順位が逆
![](https://kurokasiroka.com/wp-content/uploads/2018/08/kelly-sikkema-325963-unsplash-1024x678.jpg)
日本で子供が生まれた場合、旦那さんの帰りが遅く、帰宅しても
子供の寝顔しか見れない事ってドラマでもよく見ますよね?
しかし外国では違い、パタニティーリーブと呼ばれるものが存在します。
「パタニティーリーブ」って何?
初めて聞く方も多いと思いますが、簡単に言うと育児休暇の事です。
外国の旦那さんはパタニティーリーブを使って2週間の育児休暇を
取る事が出来るのです。日本じゃありえませんよね?笑
日本では家族より仕事が優先されます。しかし海外はその逆です。
日本のプロ野球やJリーグなどで海外の選手がリーグ戦中によく帰省するのも
仕事より家族が優先だからです。
プロ野球とかでシーズン中に超大事な時期に助っ人外国人が母国に帰省されたらチームはピンチですからね・・・
でも人間として僕は家族や友人を大切にするのはとても良い事だと思っているので、賛成派ですけど。
日本ではフアンからネットで叩かれたりもしますが、海外ではそれが当たり前・・・。
しかしそういった文化に憧れを持ったのは僕だけでしょうか?
さいごに
今のあなたは会社に期待を持っていませんか?今はまだあなたが若いので
いいかもしれませんが、あなたがいずれもし仕事中に大きなミスや会社に
損害を与えてしまったら会社があなたを守れる範囲なら良いですが、
そうでない場合は紙コップのように捨てられてしまう事もあります。
あなたはそのような会社に自分の時間を投資している事に早く気付いてください。
その結果、家族との距離が遠くなり定年後に熟年離婚という事もありえるのです。
結局はあなたが死ぬ間際まであなたを見守ってくれるのは家族です。
そういった事も含めて自分の時間を会社に投資するのか?
家族に投資するのか?を考えてみて下さい。
そうするとおのずと答えは見えてくるのではないでしょうか。
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