田舎で育ってきて、いざ就職となると仕事が無く、都会に行き就職される方も
多いはずです。最初の頃は田舎と違いなんでも揃う都会は良いですが、
時間が経つと自分の今後の人生を考えた時に、田舎に戻りたいと思う人も
少なくないはず。
友人たちが一緒に都会に出てきたが、みんな地元に戻り再就職を
したりして相談相手や遊び仲間が減る事もあります。
そんな時に友達と久々に電話で会話したりすると、どうしても寂しくなって
「自分も田舎に戻ろうかな・・・」なんて思う事がよくあるはずです。
正直、都会は田舎と違い、みんなが仕事仲間と遊び仲間が同じとは限りません。
元々学生時代からの友人であればそれはあり得るかもしれませんが、
言葉(方言)も生活環境も違った者同士が仕事以外の場で仲良くなる事はとても難しいのです。
そういった事も含め田舎に戻るという事は気の合う仲間や、
相談しやすい仲間がいるので安心できます。
でも実際、地元で再就職ができるか?という事が一番の不安要素に
なってきます。
目次
いざ地元に戻っても再就職は出来るのか?
都会より収入は必ず下がると思っていた方がいい
都会は物価が高い分、給料も高いです。しかし、田舎であれば家賃が安く、
家を買う場合、土地が安いのでマイホームを買うとき安く済みます。
田舎で暮らしていく場合、どうしても都会より収入が減る為、今までのような
生活ができない事が多々あります。
少しでも給料の高い所で働きたい場合は、あなたの地元の大きさにもよりますが、
できるだけ県庁所在地に近い所を選んだ方が仕事を選ぶ場合の選択肢が広がります。
もし実家に戻る場合はそちらの方が優先的と言えるのではないでしょうか。
田舎で仕事を探す場合
家のポストに無料の求人誌が刺さっている事もあります。パートやアルバイトの
求人が多いですが、参考程度に給料の相場を確認する事も重要です。
コンビニや飲食店にも置かれているので目を通しておきましょう。
家にいながらハローワーク(職業安定所)の求人を見てみる
家にパソコンが無くても、今ではスマホの普及により、自宅で簡単に
ハローワークの求人を見る事ができます。そこでも地方と都会の
給料の違いを確認する事ができます。
そのままネットから応募ができる訳ではありませんが番号を控えるなどして
最寄りのハローワークに行き話を聞いてみましょう。
インターネットを使い転職サイトで応募する
今ではいろいろな転職サイトがある為、活用する事をオススメします。
簡単に地域も選べますし、人気の求人情報なんかも確認ができます。
いろいろと絞り込みができるサイトもあるので一度使ってみてください。
地元に戻った時のデメリット
出会いの場が少なくなってしまう
都会と違い、どうしても人口の数が少ない為、新たな出会いが
少なくなります。あなたが独身で彼女がいない場合は、
彼女を作る事が難しくなるかもしれません。
新たな出会いが少ない為、新しい友人や知人も出来づらく、
異性との新たな出会いも自然と少なくなる可能性があります。
結婚していてる場合
結婚相手が自分の地元の人間なら戻った時に生活しずらい事は
ないでしょうけど、都会で育った人が田舎に行くと地元の方言を
理解する事も難しいし、馴染めない事もあります。
生活環境が変わった事でストレスを感じ、体調を崩す事もあるので
注意が必要です。また、子供も同じような事が言えます。
友人や知人の紹介での就職先について
田舎での就職活動中に友人や知人から仕事を紹介される事も中には
あります。ハローワークや転職サイトより仕事内容が詳しく聞けるなどの
メリットはありますが、デメリットもある事を理解しておきましょう。
簡単に言うと、それは仕事が合わず辞めたくなった時に問題がおきます。
就職する時には紹介という事もあり、簡単に入れますが、
辞める時には気まずくなったりもします。
紹介してくれた知人や友人の顔を潰す事にもなりかねないので、
もし辞める時はそうならないかを気をつけておきましょう。
まとめ
あなたが育った環境ですから居心地は間違いなく良いのは分かります。
しかし、一度変わってしまった生活環境を元に戻すのも簡単ではありません。
それは金銭感覚もそうですが、人との繋がりもそうです。勢いで地元に
戻ってみたはいいが給料が低くて生活ができなくなってしまったり、
いろいろと不便な生活をせざる終えなくなってしまう事もありえます。
その為、事前にわかる範囲で良いのでどのような職種が多く募集されているかや、
貰える給料の額の相場をあらかじめ確認しておく事も重要です。
地元(田舎)で暮らすという事は、親の面倒が見やすい事や子供を育てる環境においては
良いのですが、いざ戻るとなると今までとは違った環境が必ず待っています。
そこを理解した上で、後悔のしないよう時間をかけてでもゆっくりと考えてみましょう。
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