仕事が毎日終わる時間が遅くて、終電帰りを繰り返しているあなた・・・。
毎日お仕事ご苦労様です。
終電時間ギリギリまで働かせる会社に、選んで入ろうなんて誰も思いませんよね?
きっと入社前はここまで残業をしなければいけない、なんて言われてないはずです。
新卒で入社された方は残念ながら社会はこれが当たり前だと勘違いを
してしまうはずです。これが普通ではない事に気づかず、人生を歩んでいくのです。
「周りの同僚も同じだから僕も頑張ろう!」ってね。
いやいや、「赤信号みんなで渡れば怖くない」ではないのだから・・・。笑
禁止をされている事もみんなですれば心理的な抵抗なく実施できるといった
意味なのですが、あなたの会社でも同じ現象が起きてはいませんか?
今の年齢では問題が起きないかもしれませんが、歳を重ねるごとに体力が
もたなくなりますよ。無茶な働き方は絶対に長続きできません。
目次
毎日終電で家に帰っていませんか?そんな事させる会社は異常ですよ!
まずそんな事をさせる会社は間違いなくブラック企業です。笑
人の体の心配なんてしてはくれません。更に言えば家庭の事情で
仕事を休む事すらさせてはくれない会社なはずです。
人によっては帰宅時間すらもったいなく思い、会社に泊まり込む社員も
たまにいたりします。
業務時間の悩みを同職種の人間に相談しても、感覚がマヒしている人が
多いので、悩みの解決にはならない事が多々あります。
気づけば「自分の方がヒドイ」と言われ、逆に相談される側に
回る事もあります。
終電時間まで働かされるという事は、朝の8時が始業時間だとすると、
日付が変わる少し前の午後11時頃まで働かされるとして、
あなたが会社にいる時間は、約15時間~16時間。
残業が無い一般的な会社だと、普通は業務時間が約8時間です。
という事は、あなたは毎日一般的な会社の社員の2倍も働いている事に
なります。
これが普通か普通じゃないかはあなたの判断にお任せします・・・。
疲れた・・・毎日帰って寝るだけがあなたの日課
仕事が終わって毎日終電で帰ると、家に着いても何もする気がおきません。
ご飯を食べる気すらおこらなくなったり、気分を落ち着かせ、
体をリラックスさせる時間すらないのが現実です。
以前、社宅に住んでいるブラック企業の独身の同僚に話を聞くと、
疲れて帰宅しても洗濯できないと悩んでいました。
休日に溜めた洗濯をする為、時間がかかってしまい、したい事も
ろくにできないと彼は言っていました。
毎日、普通のサラリーマンの約2倍働いている為、休日は
たくさん寝てしまう。平日にできなかった事を休日にしようとしたら
自分の時間すら無くなってしまいます。
こんな生活が楽しいという方はほぼいないでしょう。
趣味の時間や恋人、友達との時間すら無くなってしまいます。
気づけばストレスを発散させる方法を忘れ、人型ロボットのような
生活をしていかなくてはいけません。
友達との時間が無いという事は、恋人がいない人であれば、
コンパにも誘われなくなったり、異性を紹介される機会すら失います。
ロボットのような生活を続けると、人は笑顔を失います。
そして感情を失うとその先には、鬱病(うつびょう)という病に陥るのです。
歳を重ねると長時間労働に耐えられない・・・
今はまだ歳も若いので平気な顔をしていられますが、歳を取ると年々
体力が落ちていき、今までできた事ができなくなります。
サッカーや野球などのスポーツもそうですが歳には誰もかないません。
40歳を超えて現役でバリバリ体を動かせるのは超一流のアスリートだけです。
例えばカズやイチローといったところでしょうか。
彼らは年齢に負けない一流アスリートであり続ける為の練習や努力を惜しみません。
だから今でも現役で続けていけるのです。
あなたは長時間労働の為の練習なんてしていませんよね?
夜の遅い時間まで目がパッチリ開けていられる練習や、
夜の遅い時間まで脳をフル回転できる練習なんてサラリーマンは誰も
しているはずがないのです・・・。
そんな人間が40歳、50歳を超えて若者と一緒に深夜遅くまで
働く事は出来ませんよね?
今は睡眠時間の少ない生活を毎日できていても、いつか睡眠不足を
してきた影響がいずれきます。食欲がわかなくなったり、
モチベーションが全く維持できなくなったりします。
睡眠不足は体の消化器系にも影響が起きます。新人代謝が鈍くなって
体重が一気に増える事もあります。最近では「メタボ」と言う言葉を
よく聞きますが、サラリーマンの肥満の多くの方はこれが原因と言えます。
仕事が忙しいので体重を落とそうとしても、ジムや外でランニングを
しようとしても時間がないので行動するのが難しいです。
人間が生きる上で一番大事なのが睡眠ではあるのですが、仕事が忙しいと
人は真っ先に睡眠不足を削ろうとします。睡眠不足は精神的な疲労も蓄積させ、
簡単に治す事の出来ない病気になったりもします。
過労死は他人ごとではない!!
過労で倒れるまではいってなくても、もう過労死へのカウントダウンは
毎日減っていっているのです。あなたは「自分が過労死するわけない」と、
思っているかも知れませんが、今まで過労死された方も同じ事を思っていたはずです。
実際には多くの会社で過労死された方がいます。企業が公表していないだけで、
闇に頬無理去られる(ほおむりさられる)のが多い現実。
以前に大手の会社で過労死が問題になった時は遺族側の訴えがあったからこそ
新聞やニュースで全国の人達も知る事ができました。
時には過労で運転中に事故を起こし命を落とされた方や、仕事のミスで
大事故を招き亡くなる方もいます。あなたもそうなってからでは遅いのです。
激務に耐えている自分が「カッコいい!」なんて思っていませんか?
日本人でよくありがちなのは、仕事をめちゃくちゃ頑張っている自分に
酔いしれるという事。週末に知人や彼女と飲みに行ったときに、
相手に「ねぇ、聞いてよ、うちの会社は毎日終電ギリギリまで働かせるんだよ。
ありえないよね?それでも仕事続ける俺スゴくない?」なんて事を
言ったりしてダメな会社自慢で話を盛り上げるという事。
「ツラい仕事を頑張る事」=「かっこいい、美しい」
日本人は気づかない内に脳の中でこんなイメージを抱いています。
ハッキリ言ってこれは間違いです。
「仕事を頑張る」=「かっこいい、美しい」
本当はこれが正しいのです。よく女性がスーツを着ている男性を見て
「かっこいい!」と言いますが、あれはスーツを着ている姿もそうですが、
かっこよく着こなしていれば、「仕事ができそうな男性」という、
プラスの要素もあるのです。
話を戻しますと、仕事を頑張るという事はやはりかっこよく見えたり、
美しくも見えるのですが、“ツラい仕事”を頑張るという事は、
そこまでかっこいい事ではありません。
それなら大変な仕事を効率良くいつもより早く終わらせた方が
かっこよくないですか?スマートに仕事をこなす人、
僕はそっちの方がかっこいいと思います。
まとめ
自分の好きな事を仕事にしている人や、昔からの夢に描いていた仕事なら、
たとえツラい仕事でも自分に、負けずに頑張ってほしいのですが、
そうでない場合は自分の事を優先的に考える事です。
仕事優先で生きていると、自分を見失ったりして体調を崩したり病気に
なったりします。家族がいる方は愛想をつかれて別れを選択されるかもしれません。
自分の全てや人生を捧げる相手を見失わない様にするべき事が一番大事なのです。
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