仲の良い後輩であったとしても『タメ口』を使われるのは、ちょっと馬鹿にされてるんじゃないか?と感じたりして嫌だな・・・と感じる人、多いと思います。
後輩のタメ口についてTwitterでアンケートをしましたが、意外にも『とくに気にならない』が一番多かったです。
ですが・・・『ぶっちゃけウザい』と感じる人も3割います。今日はその3割の人に向けて話を進めていこうと思います。
- 後輩のタメ口を上手くやめさせる方法
- 後輩がタメ口を使ってしまう原因
- 後輩のタメ口を上手く注意するやり方
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目次
後輩のタメ口を上手くやめさせる方法
自分がされて嫌な事は人にするな!と注意する
自分に後輩ができた時に「タメ口を使われたら気分いい?」と後輩にまずは聞いてみましょう。
「あんまり気分的には良くないですね・・・」と後輩が言ってきたら、『自分がされて嫌な事はするな!』とハッキリ後輩に注意してあげるべきです。
後輩から「とくに気にしない」と言われたとしても、世の中にはタメ口を言われて嫌だと思う人もいるよ!と後輩にちゃんと伝えましょう。
敬語はめんどくさいけど、敬語は社会的マナーであると伝える
「正直、敬語はめんどくさいよね?」とまずは後輩に言ってから、「でも日本では社会のマナーとして敬語を使ってるから大人ならマナーは守らないといけないよ」と伝えましょう。
マナーを守れない人は大人として失格だし、『マナーを守れない人には誰も付いてこないよ』と大人の先輩として後輩に注意しておくべきです。
社会のマナーは学校では教えてくれないので会社の先輩がちゃんと教えてあげないといけないですよね!
タメ口で話されると不快に思う人もいると伝える
タメ口で話されると不快に思う人もいるという事をちゃんと後輩に伝えましょう。
年下の相手にタメ口で話されると、『馬鹿にされてるんじゃないか?』、『見下されているんじゃないか?』、『友達感覚で話しているの?』と言われた側によっては不快に感じる事もあるよと注意しておきましょう。
仕事上のトラブルになる事もあると注意する
取引先の相手にタメ口を使うと仕事上でトラブルが起こる可能性もあります。
タメ口は基本的に『対等な立場』もしくは『自分より下の立場の相手』と話すときによく使われます。
取引してもらっているのに対等な対場や自分より下というのは間違いだし、もっと言えば相手を立てる方がこの場合ベストなわけです。
しかしこれが一歩間違うと取引停止もありえるし、『敬語を使えない社員をあの会社は雇っている』と悪い噂が周囲に流れる事もあると後輩に注意しておきましょう。
個人で責任が取れる問題ならいいですが、会社に大きな損害をもたらす場合もあるのでタメ口を使う後輩にはちゃんと伝えておくべきです。
トラブルになってからでは遅いですからね。先輩として警告しておくべき事だと思います。
後輩の将来を期待しているからこそ敬語はやめようと伝える
同年代の友達とタメ口で喋るのは普通だけど、社会では同年代ばかりではありません。10代の人もいれば60代のベテラン社員もいるはずです。
海外の映画とかではフランクな関係で接するサラリーマンをよく見るけど、日本ではそれが基本許されません。
日本の社会では仕事の成果より年功序列が強めなイメージあるよね・・・
そんな中たいした実力や経験年数も少ない人間にタメ口を使われてしまうと、言われた側はぶっちゃけ腹が立つ事が多いはず。
上司の間で悪い噂が広まって最悪の場合、それが原因で後輩の出世に響く事もある事を先輩としてしっかり伝えましょう。
仕事とプライベートでメリハリをつけるよう促す
プライベートで仲の良い友達(年齢関係なし)の場合は、フランクな感じの方が親密な感じがして良いかもしれませんが、仕事の場合は別です。
先ほど言ったように後輩から見て先輩は、仕事の経験年数も違えば人生においての経験も先輩の方が上です。
経験や知識を教えてもらう側が慣れ慣れしくタメ口を使うのはおかしな話ですよね?
仕事は敬語、プライベートはタメ口でも良いよ、というように仕事とプライベートのメリハリをつけるよう後輩に言う事も先輩の教えだと思います。
会社は縦社会だと伝える
日本はとくに縦社会が強めで学校の部活動とかでも年齢による上下関係が厳しいイメージがあります。
そんな社会のルールが嫌なのはわかるけど、それが日本の社会であり守らないと嫌がらせをされる可能性もあるのが日本の社会だと後輩に伝えましょう。
後輩からタメ口を使われた時に思う事
『後輩からタメ口を使われた時に思う事』について世の中の意見を集めてみました。
馬鹿にされている感じ
基本的にタメ口は同等の立場の相手に対して接するコトバと一般的に言われています。
それなのに後輩が先輩に対してタメ口を使うという事は、先輩からしてみれば「同じ立場?なんか馬鹿にされている気分だ」と思うのも無理はないのかなといったところです。
失礼な奴だなと感じる
たいして仲良くもない相手にタメ口を使われるのって正直、気持ちがいい感じではありません。
ましてや年下の後輩、仲良くもない相手であればもっと気分はよくないはず。
年齢関係なしで誰にでも敬語を使える人は人として好感を抱けるけど、相手に気遣いができない大人(後輩)は『失礼な奴だな』だと感じるのも無理はありません。
後輩がタメ口を使ってしまう原因について
敬語を知らない
社会に出るまでほとんど敬語を使った事がない場合、敬語を使う事自体に慣れていないので上手く敬語で先輩と話す事ができません。
高校時代に体育会系の部活などをしていれば、上下関係に厳しい場合が多いので敬語を使う機会が質全的に多くなり体が勝手に敬語慣れしていくんですけどね・・・
自分を同等の相手だと勘違いしている
『自分と同等の相手』、もしくは『自分以下』と勘違いしている場合にもタメ口はよく使われます。
先輩として見られていない
とくに仕事でミスが目立つ社員は年下の相手からタメ口かつ呼び捨てで名前を言われる事も。
先輩ズラするのは見た目的にも良くはないですが、先輩として見られないというのも問題アリかもしれません。
距離を縮めたいと思っている
後輩があなたとの距離を縮めたいという思いからタメ口を使うといった場合もあります。
フレンドリーと言う言葉は響きが良いですが、度が越えてしまうと不快に感じる人も世の中たくさんいます。
社内でタメ口を使う人が多い
これは業種によりけりですが、社内で年齢関係なくタメ口を使う人が割合的に多い職場ではタメ口が伝染していいく傾向アリ。
親の背を見て子は育つとよく言いますが、会社の先輩と後輩でも同じ事が言えます。
後輩からすれば、「先輩の○○さんが上司に向かってタメ口で喋っているなら自分もタメ口で喋ろう」と思うのは仕方がないのかなといったところです。
実際、僕がいるブラック企業がまさにこれで、誰も注意する人がいないからタメ口の伝染が止まらないんですよね・・・
後輩が職場でタメ口を使うのは、ぶっちゃけアリ・ナシ?
アリと思える状況
- 会社の後輩が自分より年上
- 後輩だけど相手が上司の場合
会社の後輩が自分より年齢が上という場合は、タメ口を使われてもアリかなと思います。
たとえば中途入社で入ってきた年上の後輩に仕事を教える際は敬語で接してもらい、仕事が終わってプライベートな時間になったらラフな感じでタメ口を使ってもらった方がコチラ(先輩側)も楽ですからね。
ただ入社直後から歳が上だからという理由だけでマウントを取って来るような話し方をされる場合には、上司に注意してもらうのが良いかもしれませんね。
教えてもらっている側の態度が悪いと、正直先輩としては教える気が失せますからね・・・笑
自分の方が先に入社して先輩なんだけど、年下の後輩が出世して上司になった場合もタメ口はアリかなといった感じですね。
賛否両論あるかもしれませんが、基本的には実力で負けてしまったから後輩が上司になったワケなのでタメ口を使われても仕方がないのかな・・・といったところです。
タメ口を使われたくないと思うなら、自分も頑張って実力をつける事。
サラリーマンは縦社会であり実力社会でもありますからね。
ナシと思える状況
- 後輩の会社での実力がない場合
- 自分の役職より後輩が下の場合
実力もたいしてない場合や立場的に後輩が下の場合、年上の先輩に向かってタメ口を使うのは失礼にあたる行為なので基本的にナシだと思います。
言われた側は侮辱されていると勘違いする場合もあるし、本当に侮辱しているパターンもあるので気分的にも良くないですよね。
またタメ口を使ってもいい相手と後輩たちから認識されてしまったら、社内の人間から見られる目も変わってしまいますし、最悪の場合には社内でイジメに発展する場合もあるのでできればタメ口を使わない職場環境が望ましいと思います。
後輩が年上の場合はどうすればいい?
相手が年配なら諦める
先ほども言いましたが、仕事を教える側と教えられる側という立場もあるので出来れば後輩は敬語で先輩に話すのがベストなんですが、歳がかなり上の後輩もたまにいますよね?
後輩が年配の場合は、もう諦めてしまった方が早いと思います。
理由としては相手は人生の先輩でもありますし、社会においての経験年数もかなり積んできているはずなので尊敬の意味も込めて諦めた方が無難といったところです。
年上の上司に注意してもらう
相手は年上だけど個人的にタメ口を使われるのがどうしても気に食わない・・・そんな場合は、後輩より年齢が上の上司に注意してもらえばいいと思います。
年上の後輩からすれば自分より年齢が下の人から注意を受けるより、自分より年上の相手から言われた方が真摯に言われた事を受け止めてくれると思います。
日本人のタメ口に怒りを感じている外国人もいる
「日本人のタメ口」に怒り
番組では、42歳外国人から寄せられた「日本人のタメ口」に関するメールを紹介。普段は丁寧に敬語を使う日本人が、相手が外国人になると急にタメ口になってしまう状況を見かけるようで、「なんだか見下されている気がします」と訴えた。
引用元:ニュースサイトしらべぇ・『マツコ&有吉 かりそめ天国』
外国では敬語を使わないイメージや年齢関係なくラフに誰とでも喋るイメージがあるけど、普段は敬語を使う日本人が外国人相手に喋る時タメ口を使う事に関して不満があるみたいですね。
思い返してみると日本人って外国人と喋る時、敬語を使わないイメージがなぜかありますよね。
外国人がラフに喋っているイメージが頭にあるから自分(日本人)もラフに喋って良いと勘違いしてしまっているんでしょうね。
外国人と話す機会がある場合には今後気をつけなければいけませんね。笑
相手がどんな人であっても敬語を使えば、悪い気はしないので『特別な仲』になるまでは敬語で話すのがベターだと思います。
後輩のタメ口を上手く注意するやり方
後輩と二人の時間を作って注意する
同僚のみんながいる前でタメ口はよくないよ、失礼だよと後輩に注意するより、人目につかない場所で後輩と二人きりになり注意する方が後輩の為にもなります。
みんなの前で注意してしまうと「別に今言わなくてもいいじゃん」と後輩が思ってしまい、後輩との関係がこじれてしまう事もあるので注意する場所には気を使ってあげましょう。
同僚と一緒に注意してもらう
同僚にタメ口を注意したいけど、一人じゃ不安・・・と思うなら同僚に助けを求めましょう。
あなただけがタメ口を嫌がっているのではなく『社会のルールとしてタメ口はよくないよ』と同僚と一緒に伝えれば、「○○さんも言ってくるなら、今後は敬語を使うようにしようかな」と後輩も思ってくれるはずです。
上司に注意してもらう
後輩が自分の言う事を聞こうとしない場合には上司に注意してもらう方がいいです。
上司は同じような経験をしてきているはずなので、うまく注意してもらえると思いますよ。
後輩の意見もしっかり聞いて今後の対応へ
- 後輩のタメ口を上手くやめさせる方法
- 後輩がタメ口を使ってしまう原因
- 後輩のタメ口を上手く注意するやり方
上記3つのポイントを本記事では解説してきましたが、後輩の意見もしっかり聞いてあげましょう。
今まで敬語をほぼ使ってこない人生を送ってきた人にいきなり敬語を使いなさいといっても、正直難しいと思います。
ちゃんと後輩の言い分も聞いたうえで、人生の先輩として寄り添い今後の対応を後輩と一緒に考えていきましょう。
後輩のタメ口がウザいと感じる人は今回紹介する『後輩のタメ口を上手くやめさせる方法』を学んで人生の先輩として後輩に注意していきましょう。